有限会社パソコン会計サービス
弥生カレッジ認定校
弥生会計との出会い
私が「弥生会計」と出会ったのは平成7年頃と記憶しています。
その頃は家庭にパソコンが普及し始めた頃でした。
私自身、パソコンはど素人で何を購入していいのか全く解からず知人を連れて量販店で予算額を言って購入したのが始まりでした。
その時の予算は、びっくり30万円でした。
ウィンドウズ95でハードは750メガだったと記憶しています。
それから色々な遊びのソフトを探しに時々量販店を廻っていました。
ある量販店で「この弥生会計」と出会いました。仕事がら非常に興味があり悩んだ末、大金7万数千円を支払って買ったことを思い出します。
それから、現在の弥生会計07まで何回のバージョンアップがあったでしょうか。
その頃は、会計事務所が弥生会計を使うなんて無謀と思われた時代でした。
弥生会計04までは非常にシンプルで使い勝手の良いソフトと自慢していました。
弥生会計05シリーズからは多少複雑になり私は嘗てのシンプルな弥生会計が今でも好きです。
でも、弥生会計は導入企業向けに開発されていますのでそれでも他の会計ソフトと比較しますと非常にシンプルです。また長年の開発経験も豊富で税制改正にも即対応して頂いて助かっています。
弥生会計導入には、チョットしたポイントがあります。この事業所導入のポイントを書いて見ます。
弥生会計の特徴
弥生会計のソフトを購入しますと、弥生会計のテキストとCDが手元に届きます。
このテキストを読もうと思った瞬間に、弥生会計の導入は難しくなります。
このテキストは、弥生(株)には申し訳ありませんが大切に保管して見ないで下さい。
先ず、弥生会計CDからパソコンにソフトを設定して下さい。
市販のソフトのインストールと同様でYES・OK・はい・で完了します。
パソコンの画面に弥生会計のロゴが表示されます。これで弥生会計のソフトの導入は完了しました。
ここからが最も重要となります。
ここで自分勝手に設定を行っていくと本当に使い勝手の悪い弥生会計へ変貌していきます。
または、弥生会計の導入を断念する結果となります。
何故なら、弥生会計の導入には「段取り」が最も重要だからです。
ただこの設定は、弥生会計の導入時の「一回限り」です。
年度更新は自動で残高等が繰り越されますので以後全く心配はありません。
提案・・この弥生導入設定を一緒に行いませんか?
当社は、約8年この弥生会計導入の普及を目的に活動を行って来ました。
「貴社専用の弥生会計」に設定するには、この作業をマンツーマンで行う事が最も重要と実感しています。
弥生会計の導入設定作業
新規に会社を設立された事業所の方には不要ですが、途中から弥生会計を導入される事業所の方には「避けて通れない作業」です。
先ずこの作業に必要な書類を列記してみます。
@導入前期の決算書
A導入前期の総勘定元帳
B導入前期の減価償却資産の明細書です。
導入作業の流れ
ア 勘定科目の設定・・貴社専用の勘定科目設定
弥生会計は、弥生株式会社で勘定科目等の設定が一般的に作成されています。
ほぼ一般的に使用される勘定科目は設定されています。
この事が複雑になっていますので貴社専用に作る必要があります。
当社では貴社に不要な勘定科目は削除し、必要な勘定科目は追加設定致します。
(決算書・総勘定元帳より設定しますが追加したい勘定科目は申し付けて下さい)
イ 勘定科目に補助科目を設定・・売掛残高・買掛残高は基より出来るだけ細分化し取引先を個別設定します。
売掛金は得意先別に登録していきます。
売掛金残高や得意先別売上高金額を把握するためです。
よって同様の買掛金・未払金等も個別に設定していきます。
電話番号別に通信費を設定する事も可能です。
(総勘定元帳や お話を聞きながら設定を行います)
ウ 勘定科目・補助科目残高設定・・導入直前の各勘定科目残高を弥生会計に設定します。
勘定科目の残高を決算書や総勘定元帳・勘定科目内訳書から登録します。
この設定は貴社の歴史の繰越利益金と必ず一致します。
この繰越利益金額が違ったまま導入することは、税務申告データとも一致しませんので後日クレームの発生となる事が想定されますので注意下さい。
エ 減価償却資産の登録・・弥生会計では、減価償却費の計算は自動で計算し仕訳へ自動転記出来ますが登録が必要です。一度登録すれば毎年自動的に更新されます。
個人事業者の方の場合は、決算書の減価償却明細書より取得価格・耐用年数等の情報に基づき登録します。
法人の場合も申告書の別表等に明細書がありますので確認しながら登録します。
この場合も未償却残高が必ず決算書の固定資産資産等の金額と一致する事になります。
ここまでで弥生会計の導入は完了しますが更に使い易い貴社専用の弥生会計へ改造します。
貴社専用の弥生会計へ
弥生会計の一般的な基本設定を削除します。
生会計は一般的に使用される「仕訳」「伝票」「摘要」を取引辞書として事前に設定されています。
この事が、貴社専用の弥生会計の妨げとなりますので弥生株式会社で登録された内容を全て削除します。
約1〜2ヶ月分の事業所データを入力します。
この時に新規勘定科目や補助科目も随時追加していきます。
入力データから貴社専用の「仕訳登録」「伝票登録」「摘要登録」を行います。
この登録が貴社の使い勝手の良し悪しを決定します。
一度登録すると以後の入力が大変「楽」になりますので活用して下さい。
例えば、現金売上の場合は 登録・・現金売上(GENNURI)と登録しますと「現金¥○○/売上¥○○ 本日店頭現金売上」と仕訳が自動的に表示されますので○○の所に金額を入力すれば登録完了です。
またガソリン給油の登録では、エネオス(ENEOSU)と登録すれば仕訳「燃料費¥○○/未払金¥○○ エネオス石油ガソリン代」と登録する事も出来ます。
毎月発生する仕訳は、どんどん登録して下さい。
給与も「伝票登録」を活用すれば、金額のみ入力するだけで仕訳登録が完了します。
弥生会計のデータ活用
残高試算表の活用
入力した時点までの売上金額・仕入金額は基より売掛残高・買掛残高・当月の利益等=試算表が自動的に表示されます。なお前年との対比も可能ですので活用下さい。なお減価償却費も月割りにて計算登録出来ますのでより正確な試算表が出来ます。
消費税額の自動計算・・申告書の作成可能
手書きでは困難な消費税の計算も自動的に計算されます。簡易課税・本則課税等基本情報を登録し日常入力仕訳を行えば消費税の計算が自動的に行われます。本則課税・簡易課税の有利不利の判定に活用出来ますので活用下さい。
得意先・仕入先の補助科目を登録すれば、得意先別の残高や年間取引金額等も確認出来ますので資金繰りにも活用出来ます。
エ 給与明細書の作成機能・・給与計算は出来ませんが給与明細書の作成が可能です。
手書きの給与明細書を専用の給与明細書と封筒へ変貌させる事が出来ます。
(別途 明細書・封筒の購入が必要)
オ エクセルデータとしてのエクスポート・・残高試算表等をエクセルデータとして活用出来ますので貴社専用へ改造が可能です。
エ その他「手形管理」「経営分析」「資金繰り」「予算実績比較」等々様々な機能も付属しています。
弥生会計の導入のポイント
弥生会計の導入で最も重要な事は、
@専用科目の設定
A補助科目の設定
B各勘定科目の設定
C減価償却資産の登録
D日常仕訳等の登録
「貴社専用の弥生会計」への設定と考えます。なおこの登録は導入後も発生しますが難しい事項ではありません。導入直前の決算書等からのデータ移管が弥生会計の導入の良し悪しを決定しますのでこの導入時の設定は、当社の「マンツーマンによる個別相談」を是非とも活用下さい。
参考
弥生会計スタンダード・・・定価¥42.000⇒ 当社¥31.500で販売
弥生会計導入8時間コース・・・・・・・⇒ 当社¥25.200
弥生会計導入追加1時間単価・・・・・・⇒ 当社¥3.150
なお当社は、弥生会計の技術サポートを行っています。
税法に関する事項は税理士法によりお受けできませんのでご了承下さい。
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