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経営革新について |
平成16年末に久留米市の税理士としては、二番目に経営革新の承認を受けました。約2年間 経営計画の勉強会に参加していたので申請書の作成は楽でした。
しかし、現場は非常に難しいと感じています。 全く経営計画案は実行されていません。夢の計画だったのか? まだやることに気づいたのか?
自分でも解かりませんが、経営革新計画は非常に勉強になります。
そして実感したのは、経営計画=経営革新であり随時見直しが必要であることでした。
時代は、日々激変しています。企業はその最前線を進む必要があります。
言葉で言うことは楽ですが、計画が失敗すれば従業員は基より関係者に多大なマイナスを負わせることとなります。 だから、なかなか実行出来ない事も現状のようです。
現在、承認頂いた経営革新案は、保留して新たな業務効率化の為に他人の力を借りて挑戦しています。
これも挫折しそうですが年内の完成を目指しています。
参考
私の経営革新計画は、久留米商工会主宰の勉強会で作成しました。 担当の方が数名に一人ついて協力頂きました。経営革新をお考えの方には是非お勧め致します。
案内は、久留米商工会議所ニュースかホームページにて確認下さい。
私の経営革新概要(案)
平成10年税理士事務所開業時から「お客様が使いやすい会計ソフト」に着目し、市販会計ソフト「弥生」を使用し関与先企業の為の会計教室を開催してきた。
その結果、当事務所の顧問先の約7割は弥生会計での自主記帳が行われている。
関与先様からは、記帳代行料の削減・会計事務の効率化で大変喜ばれ関与顧客数は順調に増加してきた。
しかし、顧客数の増加とともに顧問先サービスの低下(相談したい時に相談できない)が心配され業務の改善が必要と感じていた。
その要因は、会計データの受け渡しは事務所と顧問先への往復が都度必要であり、預かりから返却まで最低2日の日数が必要であり、この時間が本業を圧迫している。
最新の会計データは、関与先事業所にあり、当方が必要な時は訪問しデータを受け取り事務所にて監査後、再度訪問し指導している。
昨年から会計業務ソフト「弥生」のインターネット版の開発が行われ、本年度の改良版は、税理士事務所でも十分満足できる状態に改良された。
このソフトの特徴は、インターネットを利用し会計データを会計事務所と顧問先双方で送受信でき付属機能としてメールが送信できることである。
このことにより、顧問先は24時間の会計データの送受信が可能となり同時にタイムリーな税務相談も可能である。
当事務所は顧問先と会計データの共有化が図れ、早期の税務監査・指導と会計データの受取・返却に要する時間の削減が可能となる。 税務相談も顧問先の相談内容の概略が事前に把握でき、効率的に適切で深度ある相談が可能となる。
並行して、現在行っている会計教室も弥生社の弥生会計・弥生給与の公認スクール「弥生カレッジ」の認定を受けることで認知度のアップと新規顧客の拡大を行っていく計画である。
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